今日は、 昨日のつづき 話すことに苦手意識のある コーチ、コンサル、カウンセラーが セッションで最高のパフォーマンスを発揮し お客様にも満足していただき、 自己肯定感も上がる方法 (3) 自分マニュアルをつくる時の5つの最重要ポイント についてお話します。 ───────────────────── ◆あなたはどちらのタイプ? ───────────────────── あなたは 何か行う時に、 事前に綿密な計画を立てて シミュレーションをして準備をしたり 具体的な対策を行う方ですか? それとも ええい、当たって砕けろ的に 割とその場まかせで ドカンとやってみるタイプでしょうか? 私自身はその両方です。 以前にもお話しましたが、 目標達成には2つのタイプがあると。 コツコツ努力を積み重ねて 綿密な計画のもと 目標に到達する 山登り型と その場のエネルギーを大事に 自分の波に乗ることを大切にしながら 目標に到達する サーファーみたいな スイスイ波乗り型 です。 私は、そのどちらもある ハイブリッド型です。 比率にすると 山登り型:波乗り型 4:6 でしょうか。 ただ、もともとが 神経繊細で、人見知りする、 緊張しいで、話すのが苦手ということもあり 事前準備は徹底してやらないと 行動がストップしてしまう、 心配不安がいっぱいになり 前に進めないタイプでもあります。 そして 慣れてきた中盤ぐらいから 波乗り型に移行するわけですが。 でも、物事は 行動が止まってしまうと 形になっていかないので、 だからこそ これまで とくにビジネスにおいては もともとのビビり症を克服するために 少しでも不安をやわらげるために 本番では 最高のパフォーマンスを発揮できるように 自分マニュアルをつくることを 大事にしてきました。 ───────────────────── ◆自分マニュアルを作ることが、なぜ大事なのか ───────────────────── 自分マニュアルをつくること、 それがなぜ大切なんでしょうか? それは、 自分がもつリソース、 時間や集中力、エネルギーを 最大限に効率化できるから。 私たちは誰もが 1日は24時間という 限りある時間をもっています。 さらに 肉体を持つため、 集中力や体力も 無尽蔵に続くわけではありません。 自分マニュアルをもつ あるいは モノゴトには一定の パターンがあることをわかっていないと、 そして それを理解し活用できないと、 すべてのモノゴトにおいて 毎回イチからやり直さなくてはならなくなり、 集中力も体力もエネルギーも すぐ枯渇してしまうでしょう。 それに対して もし自分マニュアルをもっていれば、 あらかじめ言語化しておけば、 今後、自分が直面する 同じようなパターンの問題や課題解決のために 時間やエネルギーの駄々モレが 最小化されます。 自立=自律=感情のコントロールが より容易にできるようになり、 自己コントロールの方法を 身に付けることで、 生きづらさを克服することが できるということです。 自分マニュアルは 自分の取扱説明書とも いえます。 自分はこういう環境下では 力が最大限に発揮できる やりやすい、 行動できる、 続きやすい、 成果・結果がでやすい。 モノゴトには 振り返ってみると 必ず何らかのパターンがあるはずです。 こういう順番で、自分にエンジンをかければいい。 こういうときには、こう対処する と決めておけば、 心の準備ができているので 精神面でも不安は軽減され、 今ここに集中できるようになります。 さらに、同じようなパターンがまた起きたとき、 マニュアルどおりにやっていけばいいので ゼロからやることに比べると、 エネルギーの消費が激減します。 ───────────────────── ◆じゃあ、具体的にはどうしたらいいか? ───────────────────── 自分マニュアルの作り方 じゃあ、具体的にはどうしたらいいか? ここでは 話すことに苦手意識のある コーチ、コンサル、カウンセラーが セッションで最高のパフォーマンスを発揮し お客様にも満足していただき、 自己肯定感も上がる方法 (3) という意味での 自分マニュアルの作り方をシェアしますね。 たとえばzoomで個人セッションを行う場合を 例に挙げてみましょう。 私がふだんやっていることを振り返ると ポイントは5つあるかなと感じます。 (1) あらかじめテンプレートをつくっておく (2) 全体から細部に (3) スクリプトを6割、書き出す (4) 印刷して手元におく (5) PDCAのサイクルを回す たとえば、 (1) あらかじめテンプレートをつくっておく → リサイクル、使いまわしができる → テンプレートは、セッションでも、 メルマガ、ブログでも、なんでも 実際に行いながら、 エバーノートやワード、テキストなどで 「こうするといい」 「このパターンは後からも使える」 と理解したことを、その場で 書き留めまとめていく。 私の場合は、定型文はその都度、 エバーノートやメーラーに 分野ごとに分けて テンプレートをストックしています。 (2) 全体から細部に → 最初にセットアップで 「今日の流れを説明します」 「ることは、3つです」など 「今日は〇〇について、お話します」 というように、全体の見通し、 大枠、結論から話す。 (3) スクリプトを6割、書き出す → しゃべる場合は、 キーワードを箇条書きにして、 そのメモを見ながら話す。 その前段階として、慣れるまでは 6割主義で、ある程度、 自分が話すスクリプトを ワードなどで 書き出しておく。 スクリプトとは、放送用の 台本みたいなもの。 (4) 印刷して手元におく → 慣れるまでは、お守り代わりに、 印刷して手元に置いておくと、 緊張して頭の中が真っ白になったときなど すぐ見返すことができるので、便利です。 私の場合は、セッションのときに、 これにメモ代わりにも使い、 クライアントさんが話したことで 重要なキーワードを書き留めます。 黒いペンできちんとメモするというよりも、 お気に入りの書きやすいカラーのペンで サラサラ~っと、気軽にメモする。 単に耳だけで聞くよりも (それだけだと右から左に抜けていくので) 意味不明でも、とにかく手を動かし メモしながら聞くほうが あとで読み返した時に それがアンカー、きっかけとなって、 記憶が数珠つなぎに戻りやすい気がします。 (5) PDCAのサイクルを回す → なんであれ、やらないと わからないことばかりです。 そして最初から100%はありえないので 実際に行った後に、こうした方がよかった、 こうするともっと良くなるという 改良ポイントが必ずあるはず。 それが何かを考える。即メモする。 テンプレートをアップデートする。 PDCAを意識して、 そのサイクルを回すだけでも どんどん進化していきます。 ポイントは、 「ああ、こんなにダメだった」 という視点からの ダメ出しではなく、 自分にも他者にも愛をもって、 もっとよくするための、 改善するための視点からの Check:チェックであり、 Action:改善行動なんですよね。 逆に、改善点は何にもない と感じるのなら、 井の中の蛙 大海を知らずで 現状維持で満足、 成長がストップしているか、 インプット不足。 あるいはあまりに 大雑把すぎるのかもしれません。 何が言いたいかというと、 そんなふうに自分マニュアルをつくって 事前準備し 本番では、お守り代わりにもって やってみる、セッションそのものを楽しむ。 そして終わった後は、改善点を見つけ それを即、また自分マニュアルに組み込んで つねにアップデートしていく そうすると 話すことに苦手意識がある人でも セッションの質が上がるし、 クライアントさんにも喜んでいただける 自己肯定感もアップする、 大丈夫になるよ、 ということです。 ●話すことに苦手意識のある コーチ、カウンセラーがセッションで 最高のパフォーマンスを発揮し お客様にも満足していただき、 自己肯定感も上がる方法 仕組みづくりのコツは3つある。 (1) 事前準備をする (2) 自分マニュアルをつくる (3) ゾーンに入る についてお話しています。 (3) ゾーンに入る つづきは明日書きますね。 ◆まとめ◆ ●目標達成には2つのタイプがある。 コツコツ努力を積み重ねて綿密な計画のもと 目標に到達する山登り型と その場のエネルギーや 自分の波に乗ることを大切にしながら 目標に到達するサーファーみたいな スイスイ波乗り型 そのどちらの要素も 掛け合わせてハイブリッド型になる、 お守り代わりに自分マニュアルをつくると 天職実現は加速する。 ●自分マニュアルをつくっておく ことがなぜ大事なのか。 それは、自分がもつリソース、 時間や集中力、エネルギーを 最大限に効率化できるから。 ●自分マニュアルの作り方ポイントは5つ ・あらかじめテンプレートをつくっておく ・全体から細部に ・スクリプトを6割、書き出す ・印刷してお守り代わりに手元におく ・PDCAのサイクルを回す いつも心から あなたを 応援しています! 天職実現コーチ 鈴木みつこ
カテゴリ: マインドセット , マーケティング(集客) , (4)自分マネジメント&行動習慣∞メソッド , セールス(クロージング) , ビジネス天職実現 , 時間管理