集中力を高めて没頭できる意識状態ゾーンに入るとは?/話すことに苦手意識のあるコーチ、カウンセラーが(4)

ban1 天職実現マスターマインドコーチ育成講座




今日は、

話すことに苦手意識のある
コーチ、コンサル、カウンセラーが

セッションで最高のパフォーマンスを発揮し
お客様にも満足していただき、
自己肯定感も上がる方法 (4)

集中力を高めて
没頭できる意識状態
ゾーンに入るとは?

についてお話します。



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◆ゾーンに入るとは?

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まず「ゾーンに入る」って
一体なんのことでしょうか?



ゾーンとは、集中力が非常に高まり、
自分の感覚だけが研ぎ澄まされて
活動に没頭している
意識状態を指します。


時を忘れるくらい、
完全に集中して
対象に入り込んでいる精神的な状態。


「なんか難しそう。。。」

そうですよね、ちょっと聞くと、
一流のアスリートとか
特別の人だけが体感できるもののように
聞こえますよね。



でも
実際のところは
特別の人だけが感じられるものでは
ありません。


そういったゾーンに入る意識状態は
日常のいたるところで見られます。


たとえば、
子どもが遊びに
夢中になっているのも、
そうですし、


あなたが大好きなこと
本を読んだり、
スポーツをしたり、

自分が時を忘れて
何かを楽しんだり

仕事の作業に
没頭しているときは、

一種ゾーンに入った状態だといえます。


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◆あなたもガチっとはまったときは
 ものすごい集中力を発揮できているはず

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私のメルマガやブログを
読んでくださっている方は

「類は友を呼ぶ」なので

またこれだけの長文でも
どこかで共感をもって
読んでくださる方なので

私と似ている要素を
お持ちなのではないかと思います。


そうでなければ、
フツウは素通りしてしまうし

意識のアンテナにもそもそも
引っかからないので、

そういう意味でも
魂の同胞、共通点が
たくさんある方なのではないかと
思うわけです。



何が言いたいかというと

気が散りやすい、
拡散思考になりやすい
面を持ちながらも


ガチっとはまったときには
ものすごい「集中力」を発揮できる。


逆に
時間も周囲もどうでもよくなるくらい

「過集中する」傾向があるのではないか
ということ。


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◆気が散りやすい拡散傾向と
 過集中する傾向の両方ある

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私の場合、
やる!と決めたら、
尋常でない集中力を発揮しますけれど、


でも全方位に
集中力って発揮できないんです。


自分が興味のある分野、
好きなことにはまっしぐらですが、

そうでないものは
ガラッと集中力が落ちる。
実はけっこうヌけているのです。



また、そうした傾向をもちながらも

自分の注意を
一点に集中する
トレーニングしないと


たとえ好きなことをやっていても
それが長丁場だったりすると

だらけてきたり
飽きてきたり

注意が四方八方に
飛びやすいことを自覚しています。



10代のころ
クラシックバレエに夢中になり始めたときも

小6ぐらいでしょうか
地元の先生の稽古中
(途中から東京にも通うようになった)

先生は一生懸命、指導をしてくださるのですが、

私のアタマの中は
2,30分もすると、

「ああ、〇〇ができなかった」

「今日は調子が悪い」

「なんで私の脚は筋肉質で太いんだろう?」

「私は才能がないのかもしれない。。。」
なんてことから


「先生はお休みの時、家では何をしてるんだろう?」

なんて関係ないことまで
アタマの中が
無関連思考のオンパレードでした。



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◆マインドワンダリング

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これは
マインドワンダリング(mind-wandering)といって、

現在行っている課題や
外的な環境の出来事から注意が逸れて、
自発的な思考を行う現象でもあります。

wanderは「さまよう」「さすらう」という意味で
いわゆる「心ここにあらず」という状態になってしまう。

そうなりやすい。

そういう気質、
脳のタイプだと考えてみると
わかりやすいかもしれません。



その一方で、
スイッチが入れば
ものすごい集中力を発揮できる

好きなことなら寝食忘れて
没頭できるような
過集中の傾向も同時にあるということ。

過集中できる素質をもっているんだったら
逆に言うと


いったんスイッチが入れば

ゾーンにも入りやすい
集中力や創造性も発揮しやすい
ということになります。



ただここで
問題は、そういう意識状態に

入りたい!と思ったら
即、入れるようになればいいけど、

できたりできなかったり
自分でコントロールできないってことですよね。



それができるようになる、

つまり
ここぞといったときに

自分の最高のパフォーマンスを
発揮できるように

ふだんから知らず知らず?

潜在意識や脳の仕組みを理解して
トレーニングしているのが

スポーツやビジネスなどで
結果を出している、
夢を実現している人達なのかもしれません。



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◆ゾーン、フローとは

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ゾーンとは、
もともと心理学の用語です。


「幸福」、「創造性」、「主観的な幸福状態」、
「楽しみ」といった「ポジティブ心理学」を研究対象とする、
米国クレアモント大学の心理学の研究者

ミハイ・チクセントミハイ
(Mihaly Csikszentmihalyi)が
用いたとされています。


ゾーンと同じ意味を持つ言葉としては、
フロー、無我の境地、忘却状態という
言葉があります。



チクセントミハイの研究のオリジナリティは
「フロー(Flow)」という
心理状態にあるのですが、

その特徴は8つ。


(1) 完全に集中している
(2) 目標だけに焦点を合わせている
(3) 時間が速くなっている、もしくは遅くなっているように感じる
(4) その経験にやりがいを感じる

(5) 苦労なくできる感覚がある
(6) 難しいが、まったく歯が立たないほど難しすぎない
(7) その行為がほとんど自然に起きているように感じられる
(8) やっていることに満足を感じる


緊張とリラックスのバランスが
適切にとれた状態。


でも、あまりに意識しすぎると、
リラックス状態が低下してしまい
パフォーマンスが落ちてしまうともいえます。


そもそも

最高のパフォーマンスを発揮しようとしている
アスリートやビジネスパーソンは


「さあ、今からゾーンに入るぞ!」
「ゾーンに入らなければいけない!」

とは思ってなくて


そこに入っていく自分なりの方法を編み出して
体感覚で知っている。

それを、部屋の明かりをつける時に
パチッとスイッチを入れるように

潜在意識や脳の仕組みを活用して

儀式化しているのです。




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◆なぜゾーンに入ることが大切なのか?

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ゾーンに入ることがなぜ大切なのか?

具体的には
次のようなメリットがあるからです。


・集中力が上がる
・疲れにくくなる
・高揚感を体験できる



今回は
話すことに苦手意識のある
コーチ、コンサル、カウンセラーが

セッションで最高のパフォーマンスを発揮し
お客様にも満足していただき、
自己肯定感も上がる方法

というテーマで
ゾーンに入ることの大切さを

お話しているので
その視点から言うと、
こんな感じです。



つまり

「ワタシ、どう見える?」
「上手く喋れてる?」

セッション中は
自分に注意が向けられている限り
質のいいセッションはできません。


これはビジネス全般に言えることですが

注意の焦点は、
あくまで相手であり

カスタマーサクセス(顧客の成功)

「私はお客様のために、なにができるだろう?」
「どうしたら最高の笑顔になっていただけるだろうか?」
「今一番必要なものをつなぐことができるだろうか?」

そういった他者貢献だから。


自分に注意を向けること、

自分自身の反省、改善は
あとでやればいい。

少なくともセッション中にやることではないからです。


そのためにも

自分のゾーンに入ることが大事。


だからこそ
ジョハリの窓が開いて
未知の扉が開く。


相互に作用する、
対話的な、双方向の、
相乗効果で


相手も知りえなかったこと
コーチ、サービスを提供する側も知らなかった
最善のフィードバックが
降りてくるような感覚になります。



そのとき、
ワタシ、ワタシの

自我、エゴ
ロウアーセルフは
ほとんどない。


お互いの魂のコアな部分が
共鳴しあって
本当に喜んでいるような瞬間が起きる

というわけです。


じゃあ、具体的には
どうしたらいいのか、

よりゾーンに入りやすくなるのか、
そうした方法については、


長くなりましたので
つづきは また明日書きますね。



以上、今日は

話すことに苦手意識のある
コーチ、コンサル、カウンセラーが

セッションで最高のパフォーマンスを発揮し
お客様にも満足していただき、
自己肯定感も上がる方法 (4)

集中力を高めて
没頭できる意識状態
ゾーンに入るとは?


というテーマでお話しました。 



いつも心から
あなたを 応援しています!


天職実現コーチ
鈴木みつこ


ban1 天職実現マスターマインドコーチ育成講座

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