今日は 「わたしは王」のスタンスの注意点とは? 自分が自分の人生の主人公であること というテーマでお話します。 ────────────────── ◆カラダさん ありがとう ────────────────── あなたはカラダって 丈夫な方でしょうか? 「なんか疲れたなー」 「ちょっと風邪っぽい?」 「横になりたい。。。」 と思う時ってありませんか? 私もしょっちゅうありますよ。 アラフィフともなると 20代、30代のような 突っ走り方は できなくなります。 自分のカラダからの声をよく聞いて しっかり休むべきとは休んでいます。 その分、 気分がのっている時 自分のゾーンに入っている時は ぐわぁんと ものすごい集中力を発揮して かなりの作業量、行動量をこなし やること、やってますけど。 メリハリをつけるってことが 大事なんですよね。 さて、そんななか 先日、クライアントさんから こんなご質問をいただきました。 とってもいい質問だなと 思ったのでシェアさせていただきますね。 ────────────────── ◆自分が自分の人生の主人公であること ────────────────── その前にちょっと説明を。 昨日のメルマガ・ブログで 芯が強い人になる 自分の本来のパワーを取り戻すために まず必要なスタンスは? というテーマでお話しました。 本来の自分のパワーを手にしたい、 なにか自分が本当にやりたいことを カタチにしたいのであれば、芯の強さが必要。 まずは 自分が自分の人生の主人公であること、 主(あるじ)であることが大事。 そのスタンスを わかりやすい言葉で示したもの、 おすすめの本が「わたしは王」。 「自分の人生を統治するのは、このワタシ自身」 そのスタンスを取り戻すことで 自分の未来はいかようにでも 書き換えることができる というお話でした。 過去、私が単発でご案内していた講座を受けられた クライアントさんたちも そうしたスタンスをベースに 潜在意識のブロックを次から次へと外され 最高の自分と天職をワクワク生きられています。 先日も、クライアントさんから こんなお声をいただきました。 > 私は王 > この考えを入れる中で、 > 自分で自分をコントロールできる、と清々しい気持ちになりました。 > 実際に、私は伝えたいことを伝えられるようになりました。 素晴らしいですね! 私も毎朝、 最高の自分軸にガチっとはまって 1日をスタートするための 朝の儀式の中で 現代版・錬金術のような ビジョンボードとメタファーをつかった 独自の方法で このスタンスを とくに仕事面において 潜在意識に深く深く浸透させています。 ────────────────── ◆「わたしは王」の注意点 ────────────────── ただ、その一方で 「わたしは王」というスタンスについては 注意点もあるんです。 それは、 何事も、極端にならない、 二極に振り切れない、 行き過ぎないこと。 「中庸」を保つことが超大事。 過ぎたるは なお 及ばざるがごとし。 行き過ぎたことや やり過ぎたことは 及ばないことと同じで、 正しい道には適っていない。 物事の中庸を尊ぶべきであるということ。 クライアントさんから こんな質問をいただきました。 > しかし、例えば、 > 身体の不調については、コントロールしきれない。 > 「私は王、この日は大事な日だから、生理にならないように」 > と思っていても、来るときは来てしまいます。 > つまりコントロールしきれない。 > > そんな時に私は王の概念が揺らぎます。 > みつこさんはこんな時、どんな風にとらえますか? とてもいい質問だと感じました。 むかし、私も同じように考えた時期がありました。 しかし、今はこんなふうに考えます。 「わたしは王」という概念は もっともっとずっと深いんです。 ────────────────── ◆人は、肉体・心・魂をもっている ────────────────── まず第一に 人って体・心・魂の 3つから成っていますよね。 Body、Mind、Spirit ボディ・マインド・スピリット と英語でも言います。 ホリスティックという言葉も 自己啓発や潜在意識、 スピリチュアル、心理学、代替医療など 興味のある方は、なじみ深いかもしれません。 クライアントさんが 質問してくださったのは この中の からだ・肉体に関することですよね。 もし私の意識が王だったら 肉体だってなんだって 言うことを聞いてしかるべき、 ってことですよね。 私の答えは イエス・アンド・ノーです。 そうですね。 ある一定のレベルまでは可能です。 「病は気から」という言葉もあるように。 でも、私がNYにいた時代、 ガンで亡くなった 前の夫もそうでしたが 一度カタチになったものを もとの状態に戻すって、 非常に難しいのです。 そこには人知を超えたレベルでの 何かが関係してきます。 魂的な側面、というのでしょうか。 そうした壮絶な闘病、実体験を通して 私は学びました。 いくら 「わたしは王」という意識の持ち方、スタンス 自分の意識の最大限の力を使ったとしても 肉体をもった わたしたちには できることと できないことがある。 それは 心や体、だけじゃなくて その人の魂の計画も絡んでくる。 魂が何を経験したいのか どうしたいのかという側面もある。 だから、 あるときは、 「わたしは王」のスタンスで 肉体がコントロールできたとしても 極端になってはいけない。 「私の引き寄せ力って すごいでしょ」 と過信しないこと。 なぜならそれは、 自分のマインドを 超えた領域のモノが関わっていたり 魂的な側面も関係しているから。 強く思い込めば なんでも、成る! ことは そんな簡単ではなくて もっと 複雑にいろんな要素が絡んでいる、 ということです。 なので、 わたし自身は、 不調になれば、 病院に行くし、 疲れたなと思えば さっさと寝るし、 更年期障害っぽい症状が出れば かかりつけのお医者さんにどんどん相談して アドバイスをもらうし 「わたしは王」だから なんとしてでも がんばる! 絶対自分の肉体をコントロールする 意志の力でなんとかしようとする 気力で頑張る、 とか、もう一切しないです。 何よりも、 「絶対、〇〇してはいけない」 「絶対、△△になってはいけない」 と思うのは 逆に、執着になる。 そこに意識を集める結果になりますしね。 そうすると、 なりたくないのに そっちが実現、具現化する確率が高くなっちゃうわけなので あえて ま、やることはやるけど そうなったらなったで、しかたないかー なんとかなるかー ぐらいの 絶妙なゆるさを 自分の中に持つことが 最高の自分をワクワク輝かせるコツです。 ────────────────── ◆カラダをいたわってあげよう ────────────────── 確かに、自分の意識の使い方次第で 病気が治る、そこまで悪化しないで回復する、 体は心と密接にかかわっているので 影響を与えることは可能だと感じます。 そして、仙人みたいな人、 超・超・上級者レベルだったら 自分の体に影響を及ぼせる範囲は フツウの人よりも格段に広がるかもしれません。 でも、私も含めて 一般の人、フツウの人には 無理だと感じます。 できることと できないことがある。 集合的無意識の影響も受けるので。 自分、個人単体の潜在意識で わたしはこう!って思いこむのにも限度がある。 体には体のケアが必要だし、 体には体のリズムがある。 私は王だから、心臓を止めます! とコントロールはできないように。 何よりも、 魂的な側面からいうと 肉体をもって 今ここにいる、ということは、 肉体の中にあって できること、できないこと、 体験すること、行動すること、 制限される経験も含めて そういう体験もしたくて 魂だったわたしたちは こっち側の世界に来てるってこと。 大前提として さきほどお話したように この次元では 人は体+心+魂 ボディ・マインド・スピリットが 3つから成っています。 私イコール体ではないし 私は、心だけでもない。 私は、魂からだけで 成り立っているわけでもない。 ────────────────── ◆わたし=体ではない ────────────────── それはどういうことかというと (1)私=体ではない。 もしそうなら、体の一部を手術で切除したら 自分の存在の一部が欠けたことになる。 ちなみに、私は出産後に 胎盤癒着がひどくて感染症、敗血症になりかかり 緊急子宮全摘出の手術をしていますが、 でも、Whole(全体)である 私の存在そのものが欠けたわけではない。 でもだからといって体をぞんざいに扱うのでもない。 体は魂を入れる器、 今世で自分がやると決めてきたことを 体現するために、行動するためにも とっても必要な自分の一部なので しっかりケアして最適化して、 寿命がくるまで大切に使う。 (2)私=心 ではない 思考や感情は、時間とともに移り変わります。 潜在意識は、この個人のマインド寄り、深い部分です。 もっと深い、深層心理、 人類すべての叡智や情報がつまった 集合無意識などにもつながっている (3)私=魂だけでもない。 魂は、全てを知っている。 最高の自分、ハイヤーセルフ、高次の自己。 生まれる前にガイドたちと相談して 決めてきた今世の 自分の人生ストーリーや 人生の目的をもっている。 今回の地球上で生きるうえで 何をやりたいのかを知っている。 でも、今世、 今地球上に生きているということは 本当の自分を想い出し、 リアルな場で「体現する」、 「行動する」ことで 経験を楽しみ 味わい尽くす目的がある。 肉体という ある意味 制限されたものの中に 入る経験さえも ワクワク楽しむ、みたいに。 ********** なので、「私は王」だから 「私は絶対 不調にならない」 「どんだけ無理しても、 寝ないで頑張っても平気!」 と体に言ったとしても、 できるときと できないときがある。 潜在意識や引き寄せの超上級者だったら あるいは可能かもしれませんが、 それよりも、もし本当に どうしてもそうしないといけない理由がある場合は 最高の自分、ハイヤーセルフやガイド 宇宙からのメッセージで 「婦人科へ行って、ピルを処方してもらって 生理周期をずらすといい」などの より現実的な対処法について ひらめきが降りてくると 私なら思います。 心・思考で、 あーしなさい、こーしなさいと 無理なことを言ったら、 体は悲鳴をあげる。 ────────────────── ◆わたしぐらい、違ってもいいかもしれない? ────────────────── でも、私自身も、 むかし同じようなことを考えていました。 長女を、初めて妊娠したときです。 私は人と違っていることが好きだから 私ひとりぐらい 別に 十月十日で 子どもは生まれてこなくったっていいかもしれない。 12カ月とか、 2年とか、かかったら面白い? でも、ちゃんと9カ月3週目で 生まれてきましたね。 なるほど、私の体って やっぱりみんなと同じようになってるんだー わたしもフツウなんだ、と改めて認識しました。 ただ わたしも、質問してくださったクライアントさんも これを読んでいるあなたも もしかしたら、意志の力で なんとかなるかも、と感じるのは それって、むかしむかし 生まれてくる前に 自分が魂だけだったころの記憶が残っている。 これがほしいと思ったら即、カタチになったり、 行きたいと思った瞬間、そこへ行けたり、 想念が、時間差、タイムラグがなく、 即、実現できたころの記憶が 残っているからなんだと思うんですよ。 こうして 時間という制限、 肉体という制限 行動しないと形にならない、という ある意味制限も含めて 私たちの魂は ワクワク体験したくて こっち側の世界に 生まれてきたわけです。 より成長したくて より楽しみたくて より本当の自分を思い出して リアルな場で体現したくて そうした感動や体験 経験を楽しみ味わい尽くして 魂の糧としてまた持って還るために。 なので 「わたしは王」というのは 自分の肉体を なんでもかんでも わたしはコントロールできる! っていう意味ではなくて わたしは、 ひとは肉体・心・魂 3つの側面からなっていて 自分は自分の人生の主人公である、 自分の人生の全責任を負う、統治している という一番根底の 意識のスタンスだと解釈しています。 できるときもあるし、できないときもある。 限度もある。 魂がどう決めているか、 またその経験を通して いま何を学ぼうとしているかによっても違う。 過信しないこと。 自分の肉体に対して ある一定の限定された期間(寿命) 自分の魂のミッションを遂行するために 貸し出されている体、 この肉体を使わせていただいているという つねに 謙虚な気持ちを持つことが大事。 ケアしてあげることが大事。 「カラダさん、いつもありがとう」みたいに。 そうすれば、肉体は 驚くほど 底力を発揮して さらに ワクワク一緒に輝いて 最高の自分を もっともっと自由に豊かに輝きながら生きること 最高の自己実現を応援してくれる 幸せと豊かさの循環に入っていける―― そんなふうに感じるのです。 以上、今日は 「わたしは王」のスタンスの注意点とは? 自分が自分の人生の主人公であること というテーマでお話しました。 いつも心から あなたを 応援しています! 最高の自己実現コーチ 鈴木みつこ
カテゴリ: 本質の理解(体・心・魂) , (2)モーニング・リチュアルの習慣化