運命を引き受けると、道が開ける、光が見えてくる

ban1 天職実現マスターマインドコーチ育成講座



こんにちは!

天職実現コーチの
鈴木みつこです。



メンタルが落ちそうなとき、
ネガティブな思考習慣から
抜け出すためにはどうしたらいいか? 


思考習慣を変える9つのポイントは

1.等身大の自分を受け容れる
2.相手を変えず、見方を変える
3.徹底的に具体化する
4.様々な視点から眺める
5.できることに集中する
6.運命を引き受ける
7.完璧主義をやめる
8.プラスの側面を見る
9.今に集中して生きる



今日は、

その中の

6.運命を引き受ける

についてお話します。






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◆「運命を引き受ける」とは?

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まず、「運命を引き受ける」って
どういうことでしょうか?


それは

過去や環境、最悪の状況
未来の不確実性を変えようとせずに

運命として受け入れる、
ということです。


私的な感覚で言えば、

「どうせ受け入れざるを
 得ないんだったら、

 グダグダ言ってないで、

 いっそのこと
 もう腹をくくって

 最初から、そのモノゴトに

 自分からポーンと
 飛び込んじゃおうよ」


そんな生き方です。




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◆なぜそれが重要なのか?

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メンタルが落ちそうなとき、
ネガティブな思考習慣から
抜け出すために、

「運命を引き受ける」

なぜそれが重要なのでしょうか?



その理由は3つあります。

それは
「運命を引き受ける」と


(1) 道が開け、光が見えてくるから

(2) 人の痛みがわかり、
  人生から謙虚に学ぶ姿勢が得られるから

(3) 自分の魂を成長させながら、
  人のために自分を役立てる
  究極の生き方ができるようになるから

です。



たとえば、


(1) 道が開け、光が見えてくるから


私自身も、
人生のチャレンジが
これまでかなりありました。

実の父が8歳で亡くなったことから始まり
母の再婚後、最初の養父と
うまくいかなかったこと、

バレエダンサーはガリガリなくらい
痩せていないと舞台映えしないと
言われ、摂食障害を
10年ほど患った日々。

渡米、挫折、鬱、
摂食障害克服、
前夫との死別、

再婚後 
障害児の療育、
家族全員の発達障害等

もろもろありました。

でも
乗り越えて、自分の使命を見出し、
プロコーチとしての天職を実現できた。

試練を乗り越えて
自分の宝物にすることができるか、

日常の小さな幸せでも
心から喜びを感じられるかは

その人自身の生きるスタンスが
とっても大切です。


運命を引き受ける。

でも運命は変えられる。

運命を自分から進んで
引き受ける時、

道は必ず開け、
光が見えてきます。


「それでもなお」
という枕詞をつけて
前に進み続けるとき

人生のチャレンジを
ギフトに変えて

人は確実に新しい自分に
生まれ変われます。




(2) 人の痛みがわかり、
  人生から謙虚に学ぶ姿勢が得られるから


どんな境遇の人にも
それぞれ辛さや苦しみがあり
喜びや幸せがあります。


人は誰もが
重荷を背負っています。

そのことが自分を鍛えてくれる。


不幸100%の人も
幸福100%の人もいない。


そして運命には波がある。

いつも同じということは
ぜったいあり得ない。


だからこそ、
「こんなことはたぶん
 自分には絶対起こらない」

と他人事に思っていた、
望ましくない出来事が

実際に自分の身に振りかかったとき、


「ああ、自分は全然わかっていなかった」
「他人事だった」

もっともっと
謙虚に学ばねば、

という人生に対する
真摯な姿勢が得られる
気が私はします。






(3) 自分の魂を成長させながら、
  自分を人のために役立てる
  生き方ができるようになるから


嫌だな、辛いなと
思うことであっても、

運命を引き受けて
それを乗り越えたときには
自分自身への誇りが生まれます。


人は何のために
どう生きたらいいのかが
少しずつ見えてくる。


人生のあり方や
生きる意味がわかるようになる。


さらには
自分の経験をギフトに変えて

他者への貢献につなげることができます。


同じような痛みを抱えた人や
これから乗り越えようとしている人たちを

応援し励まし、光となる生き方ができる、



人がこの世に生まれてくる
究極の目的は
私は2つだと思っています。


ひとつは
「自分の魂を成長させること」

そして二つ目は
「人のために自分を役立てること」


それが私たちが今世に生まれてきた
究極の意味、人生の目的でもあります。





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◆具体的にはどうしたらいいか? 

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でも「運命を引き受ける」って
なんか抽象的な言葉ですよね。


私の場合
どうやって「運命を引き受け」

一番つらい時期を乗り越え

自分の魂の糧にして
進んできたかなと思い返してみました。




運命を引き受ける
コツは3つあります。

(1) いったんは、その感情を感じ切る。
  表現することを許す。

(2) 徹底的に、対象物に対しての情報を集める。
  具体的な対策、行動に落とし込む。

(3) すべてのことには意味がある、と考える



たとえば、

(1) いったんは、その感情を感じ切る。
  表現することを許す。

「嫌だな」「なんで?」「私だけ?」
「もうやってられない」


泣く、
心の叫びを
ノートに殴り書きする。


でも感情には
イイも悪いもないので
とりあえずは感じ切る。

感じてない振りをしない。
自分に嘘はつかない。

最初から無理やりポジティブにもならない。


そして頭をいったんシャットダウンする。
私の場合は、目を閉じて少し眠る。




そして少しクールダウンして
感情が落ち着いて

思考が働くようになったら、今度は、


(2) 徹底的に、対象物に対しての情報を集める。
  具体的な対策、行動に落とし込む。


「私だけ」だと思うからこそ、苦しくなる。

同じような経験をした人、
悩んだ人、苦しんだ人は
絶対、いるはず。

自分だけでは、ないはず。


その人たちは、どう受け止め、どう立ち直った、
どう対処した、どう運命を引き受けたんだろう?

と自分に近い体験をした人のロールモデル、
お手本を探す。




(3) すべてのことには意味がある、と考える

嫌だな、あんまり望ましくないと感じることでも
すべてのことには意味がある、と考える。


究極的には、自分が生まれる前に
このシナリオを自分で選んできたんだろうなと
腹をくくる。

人のせいにしない。

運命を引き受けるとは、
自分の人生の主導権をしっかり自分に取り戻して

それでもなお
運命は変えられると

ひたむきに前だけを見て
進み続けることだと感じます。


すると、いつのまにか
そこに到達しているような。


「運命を引き受ける」と一時は
悲壮な覚悟をしたことも

時間の経過とともに
それは自分にとっての
いい意味での当たり前となり、


ああ、こうした出来事にも
実は深い意味があったのだと
気づく時がやってきます。



「〇〇だからできない、無理」とは考えない。

「〇〇だけど、じゃあどうしたらできるだろう?」

「今ここで自分にできる最大限のことって何だろう?」


それだけを考える。
強制的にでも、自分の思考をそっちにもっていく。


それがわかったら
即行動を起こして、

行動に集中する。

やる気が起きなくても
メンタルが落ちたままだとしても

そのままの自分でいいから
あるがままの心で生活する

いつも私はそんなことを大切にしています。




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◆チェック項目

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では

「運命を引き受ける」

それができているかどうか
チェックポイントの参考例です。



□既に起きた不運な出来事(病気や事故)を
 受け入れることができず、
 後悔し続けていることはないですか?

 その場合には

  ↓

 ●既に起きた
  不運な出来事(病気や事故)は、
  運命ないし自分の一部として
  受け入れる。



□経験したことがない辛い出来事が起きたら
 自分には耐えられないだろうと考えませんか?

 その場合には

  ↓

 ●どんな辛い出来事が起きても、
  最悪の事態を想定して
  受け入れることができると知る。

  実際、そうやってこれまでも
  自分は大なり小なりチャレンジを
  乗り越えてきていることを知る。

  乗り越えられない課題はやってこない。
  壁だと感じるものは、
  実は次のステージへいくための
  扉がついている。



□少しでも思い通りにならないことがあると
 イライラや不安を感じやすいこと、ありませんか?

 その場合には

  ↓

 ●思い通りにならないことは、常にあると
  理不尽な状況も受け入れる。

  すべてのことには意味がある、
  という解釈を取り入れる。




◆まとめ◆


6.運命を引き受ける


●「運命を引き受ける」とは、

 過去や環境、最悪の状況
 未来の不確実性を変えようとせずに
 運命として受け入れること。


 「どうせ最後は受け入れざるを
 得ないんだったら、

 もう腹をくくって
 最初から、そのモノゴトに

 自分の方からポーンと飛び込んじゃおうよ」

 そんな生き方。


●なぜそれが重要なのか?

その理由は3つ。

「運命を引き受ける」と

(1) 道が開け、光が見えてくるから

(2) 人の痛みがわかり、
  人生から謙虚に学ぶ姿勢が得られるから

(3) 自分の魂を成長させながら、
  人のために自分を役立てる
  究極の生き方ができるようになるから


●運命を引き受けるコツは3つ。

(1) いったんは、その感情を感じ切る。
  表現することを許す。

(2) 徹底的に、対象物に対しての情報を集める。
  具体的な対策、行動に落とし込む。

(3) すべてのことには意味がある、と考える


「〇〇だからできない、無理」とは考えない。
「〇〇だけど、じゃあどうしたらできるだろう?」

「今ここで自分にできる最大限のことって何だろう?」
それだけを考える。

やる気が起きなくても
メンタルが落ちたままだとしても
そのままの自分でいいから
あるがままの心で生活する。


●乗り越えられない課題はやってこない。
 壁だと感じるものは、
 実は次のステージへいくための
 扉がついている。




あなたの天職実現に
何か少しでも
お役に立つ部分があれば
とっても嬉しいです。




以上、今日は

運命を引き受けると、
道が開ける、光が見えてくる

というテーマでお話しました。 



いつも心から
あなたを 応援しています!


天職実現コーチ
鈴木みつこ
ban1 天職実現マスターマインドコーチ育成講座

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