「アイデアがなかなか生まれてこない」「感情のコントロールが上手にできない」

ban1 天職実現マスターマインドコーチ育成講座
 



こんにちは!

天職実現コーチの
鈴木みつこです。



昨日は
ネガティブな思考習慣から
抜け出すコツ

3.「徹底的に具体化する」
についてお話しました



今日は、

4.様々な視点から眺める

についてお話します。




─────────────────────

◆「様々な視点から眺める」ってどういうこと?

─────────────────────

あなたは

ブログを毎日書こうと思うんだけど
「アイデアがなかなか生まれてこない」

あるいは

ちょっと何かあると
すぐ気持ちが揺れる、

「感情のコントロールが上手にできない」
と感じることはありませんか?


その原因の一つは

モノゴトを偏った視点で見がち、
多面的に見ることが苦手
ということが挙げられるかもしれません。



しかし、もしあなたが
ビジネスとして天職実現したいのなら

モノゴトを様々な視点から
眺められるようになる必要があります。


なぜなら、

ビジネスには

「多面的に見る力」や「多角的に考える力」が
必須だからです。


たとえば、こんな感じです。




まず
「様々な視点から眺める」とは
いったいどういうことでしょうか?


それは
ざっくりいうと、

自分だけの見方を離れ

多くの視点から
客観的にモノゴトを
考えられるようになること。



「メタ認知」なんて言葉も
最近ではよく聞きますね。


「メタ認知」とは、
アメリカの心理学者
ジョン・H・フラベル氏が
定義した心理学用語です。

元々は教育学や
脳科学の分野で使われていましたが、

近年ビジネス分野でも
メタ認知が注目されています。


自分自身を超越した場所から
客観的に見ることに加えて、

自分自身をコントロールでき、

冷静な判断や行動ができる
能力までを含めて、

メタ認知能力と呼びます。


─────────────────────

◆なぜ重要なのか

─────────────────────


では、なぜ

「様々な視点から眺める」力が
そんなに重要なんでしょうか?



理由は3つあります。

(1) 物事は常に多面体だから

様々な視点から
眺められるようになることで、

(2) 可能性が広がるから
(3) 問題対処能力が格段に上がるから

です。


この世のモノゴトは
すべて多次元的・多面的な要素で
できあがっています。

この世は3次元なんて言われますよね。

縦・横・奥行きがある
立体的なものとして
考えるとわかりやすいです。
(本当はもっとあるのですが)


たとえば、
よくみるサイコロのような
多面体を想像してください。

サイコロには
1の面があれば、
反対の6の面がある。

そのほかにも、
2,3,4,5
といった具合いで

どの方向から
物事を見るかによって、
見える姿は異なるわけです。


自分がいま真実だと思うことも
もしかしたら
モノゴトの真実の一面でしかない、

そう頭に留めておくことは
メタ認知能力を鍛えることにもつながります。



さらに
「様々な視点から眺める」ことが
できるようになれば

「あ、私にはこんなこともできる」
「こんなふうにやったら、できるかもしれない」
というふうに

あなたのもつ潜在的な
可能性も広がるでしょう。


その結果、
ビジネスを行う上でも

問題が生じた場合には

様々な視点から
分析、考察することができるので

解決する気づきのヒントが
得られやすくなるわけです。


─────────────────────

◆4つの視点を意識するとわかりやすい

─────────────────────

「様々な視点から眺められる」

具体的には、
私の場合、

4つの視点を意識します。



(1) 自分視点
(2) 相手視点
(3) 第三者視点

そしてあともう一つ、

(4) 「神視点」



たとえば、

私に最近起きた出来事を通して
具体例をお伝えします。


-----

もろもろあって
近くに住む
一人暮らしの
高齢の義母が

(耳が遠く、足は悪い、
 でも認知症もなく元気)

家が老朽化したこともあり
急遽、引っ越しすることになりました。



緊急連絡先として
私の携帯に

とつぜん
仲介してくれている
不動産屋さんから
電話がかかってきました。


契約のときに立ち会ってほしいと。


私は自分の
仕事のスケジュールを
急遽調整し
なんとか時間をやりくりして


夫や義弟の代わりに
市役所に行ったり、

引っ越し業務にかかわる
諸々のことに
即、着手しました。


まだ先は長く
3カ月ぐらいのプロジェクトに
なりそうです。



そして、次の晩、

夫が会社から帰宅すると、
報告しました。


契約が無事終わったこと、

義母の引っ越しに関連して
夫がやる必要があること、
不動産関連の話、

詳細というよりは
今後の方向性、見通しについて

彼に今知っていてほしいことの
概要を少し報告しました。


しかし
そこで、ぴしゃり

「込み入った話は、週末にして!」


と、冷ややかに
はねつけられました。



私は、一瞬、
心が凍るような感じで
固まりました。



表面的には、

「あ、そう」
「では、話は以上です」

と言って、
自室に戻りました。



あなたなら
同じようなシチュエーションのとき
どう反応しますか?



─────────────────────

◆夫の放った一言にイラっとしたとき

─────────────────────

このときは
内心、私は激怒していましたが、

結果的には

さきほどお伝えした
4つの視点のプロセスを経て 

ニュートラルに戻しました。



(1) 自分視点
(2) 相手視点
(3) 第三者視点
(4) 「神視点」



(1) 自分視点からの心の声

 いったい誰の親だと思ってる?
 自分の親でしょうが。

 いつも私にまかせっきりで
 何にもやらないよねー

 私は自分の仕事のかたわら、
 実家の両親の入院手術対応、
 介護ケアもあるんだぞ。

 疲れているのはわかるけど、
 もう少し、モノには
 言い方ってもんが
 あるんじゃないの?

 私に全面的に頼る、
 任せざるを得ないのなら
 OKだけど
 あとで ぐちぐち
 一切クレーム言わないでよね。


みたいな。

他にもいろいろ
正直な心の怒りの声は

ノートに殴り書きし、
その後
しばらくしてから
ページを破って 
丸めて 捨てました。


つぎに

(3) 第三者視点 

 ・よくある話だ
 ・痴話げんかだ

 ・わかる、その気持ち。
  自分も同じようなことがあった

 ・大したことない、もっと自分は大変

 ・うちも奥さんに同じようなことで腹を立てられる。
  奥さん側の言い分もわかるけれど
  外で働いて?疲れて帰ってくる
  夫のこともわかってほしい。


などなど。

男性視点、女性視点、世代でも
意見、解釈は どんどん変わるでしょう。



さらに

(4) 「神視点」

 ・夫が、今こういう反応をしたのにも
  もしかしたら意味があるかも。

 ・私が生まれてくる前に、
  夫にお願いして
  こういうそっけない対応をとるように
  言っておいたのか。

 ・そのことで 
  私が、自分のもっている潜在能力を出すとか、
  もっとよい可能性を生み出す機会を
  与えてもらっているのかもしれない。

 ・相手に期待しないことを学ぶいい機会。



最後に
少しクールダウンしたころに


(2) 相手視点

 もしかしたら夫は……

 ・今日は、会社で仕事が超忙しく
  トラブル対応もあって、
  いっぱいいっぱいだった。

  帰ってきてからも、
  込み入った話は聞きたくない。

  今は無理だから、単に
  「週末に聞く」と伝えたかった。

  もともと口が足りない。
  相手を拒絶するとか、深い意味はない。

  自分は共感能力が低いし
  育児、介護ぜんぶ妻まかせだから
  よくわからないし、めんどくさい。

  義母が勝手に引っ越しすると
  急遽決めたんだから
  ほおっておけばいい

エトセトラ、エトセトラ。


でももしかしたら
夫の真意は 
上記の中にもないかもしれませんし
究極的にはわからない。


で、諦めたのですね。
期待しない。

期待しないで
自分ができることに集中しよう、


そして
私自身もがんばりすぎて
自分が燃え尽きないようにしよう。


どんなときでも
まずは自分の人生を輝かせることに
集中する、

自分を満たす

家族のことだけに振り回されないで

いつも軸は自分。


自分のビジネス、
ワクワクがんばろう!


そう私は頭を切り替え


最終的には
神視点のところに落ち着いて

ま、いっか

わたしは天に貯金を積もう
と
ニュートラルな意識に
もどったのです。



─────────────────────

◆モノゴトには常に多面体的な解釈が存在する

─────────────────────



何が言いたいかというと

真実は、人の数だけある?

モノゴトには常に
多面体的な解釈が存在する、ということ。



ネガティブな思考習慣を脱するためには
様々な視点から眺められる自分になる、


それはたとえば
少なくとも4つの視点がある。

(1) 自分視点
(2) 相手視点
(3) 第三者視点
(4) 「神視点」



その4つを
つねに行ったり来たりしながら

客観的な
判断ができるようになるのが
望ましい。



じゃあ、具体的には
どうしたら
そうした様々な視点をもつ力は
磨かれるのか?


私が心がけているのは

ひとつは
「ふだんと違うことを経験すること」です。


「ふだんと違う道を通ってみる」
「ふだん注文しないような料理を注文してみる」

マイパターンに陥らないで
つねに新しい視点から、
ふだんと違うことを
積極的に経験してみることで

凝り固まった「自分視点」から抜け出すことができます。




あと、もうひとつのおすすめは

以前お話した
吉濱先生のブレインマネジメントの
注意制御機能をコントロールする方法を
試すとよいです。


テーマを決めて散歩する。

今日は赤いものを見る、と決めて散歩して
数を数える。

8の数字がナンバープレートにつく
車を数える。

などなど。

自分の注意をそこに向ける!と
意識的に決めると

その情報だけを目を皿のようにして探すので
ふだん気づかなかったものに気づくようになる。

ああ、こんなにもふだん自分は見落としていたんだなと
気づく。

見ているようで見えていない。

いかに自分の視点が一方通行か
気づくというわけです。



注意をどこに向けるかで

世の中のモノゴトは
見えるものが変わってきます。

視点は一つではないと気づきます。


自分の注意の矛先を変える、
制御する力を鍛えることで

自分が創造する世界も変わってくるのです。

ぜひ、お試しあれ。




◆まとめ◆

●天職ビジネスを構築し
 結果を出していくためには、
 「様々な視点から眺められる」
 ようになること重要。


●モノゴトを様々な視点から
 「多面的に見る力」や
 「多角的に考える力」が
 ビジネスには必須。


●「様々な視点から眺められる」とは

 自分の想いは大切にしながらも
 自分だけからの一方的な
 見方、視点を離れ
 多くの視点から
 客観的にモノゴトを
 考えられるようになること。


●メタ認知力を鍛える。
 自分自身を超越した場所から
 客観的に見ることに加えて、
 自分自身をコントロールでき、
 冷静な判断や行動ができる能力。


●この世の出来事は
 すべて多次元的・多面的な要素から
 できあがっている。


●物事は常に多面体だから。
 真実は一面ではない。


●「様々な視点から眺められる」
 ようになることで、
 可能性が広がる。

●ビジネスを行う上でも
 問題を解決するヒントが
 得られやすくなる。


●「様々な視点から眺められる」
 具体的には、4つの視点を意識する。

 (1) 自分視点
 (2) 相手視点
 (3) 第三者視点
 (4) 「神視点」



●様々な視点を持つための方法は、
 「ふだんと違うことを経験すること」。


●吉濱先生のブレインマネジメントの
 注意制御機能をチューニングする方法を
 試すのもおすすめ。

 自分の注意を
 ある意味 強制的にでも
 ポジティブなものに向ける練習をする。

 注意力は、筋力といっしょ。 
 鍛えることができる。

 自分の注意の矛先を変える、
 制御する力を鍛えることで

 世の中は違って見えるし
 自分が創造する世界も変わってくる。




以上、今日は

ネガティブな思考習慣を脱するコツ

4.様々な視点から眺める

についてお話しました。



いつも心から
あなたを 応援しています!


天職実現コーチ
鈴木みつこ
ban1 天職実現マスターマインドコーチ育成講座

コメントは受け付けていません。

PAGE TOP