今日は
家族や関係性が近い人に
コーチングする場合の注意点とは?
私の場合は
についてお話します。
先日、
いまプロコーチとしての
天職実現を目指して
グングン成長中のクライアントさんから
とても良い質問だな、
と思うお悩み、問いかけをいただきました。
私も起業したばかりのときは
同じような気持ちがあったので
あなたにもシェアさせていただきますね。
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ここでは
クライアントAさんとしましょう。
Aさんは
ふとしたきっかけから、
あるときご主人に
コーチングのセッションを
行ってみることになったのだそうです。
私もそうですが、
以前、メンターのお一人の方が、
一家に1人
コーチがいるといい☆彡
的な お話をされていたのですが、
確かに
コーチとしての在り型は
そのまま
自分の人生との向き合い方、
家族との向き合い方につながり、
日々、関わる中でも、
短絡的な視点に陥らず
より俯瞰できるようになったり、
問題解決に向けて
大きな力を発揮できると感じます。
ただ
こんなことが
起きるかもしれません。
家族とけっこう重要な話をするときって
とくに相手の胸の内を聞く、、、
みたいな感じのときって、
はい、ここから、ここまで~~
よーい、スタート、
はい、終了!と
いうタイミングを見極めるのって
難しかったりしますよね。
あなたが
どちらかというと
共感性、感受性豊かで
優しくて、いい人、
ノーと言ったり、
断るのが苦手なタイプなら
よけいにそうです。
(私自身もそのタイプですが)
もしそのあとに
予定などがなければ
延々と話を聞く
というようなことになりかねません。
クライアントのAさんも
そのときは、
こんなふうに
ご家族に向けて
コーチングするときに
感じたそうです。
「マシンガントークで話が違う
方向に何度もいきましたが、
それだけたくさん吐き出したい
思いがあるんだなぁと思って、
止めずに好きなだけ
話してもらったのですが、
これがもしクライアントさんだったら?
次の予定が入っていたら?と思うと、
限られた時間の中で
どうしたら良いのだろう?と思いました。
みつこさんの場合はどうしていますか?」と。
そうですよね。
私も以前は
同じようなことで
悩んだことがあるので、
Aさんの気持ちは
すごくよくわかりました。
そして
こんなフィードバックをしました。
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まず
いろんな考え方がある
と思いますが、
私の場合、
家族にコーチング的な
関わりをするときは
どんなことを意識し
注意しているか?
そして
家族でも
クライアントさんでも
相手が話しだしたら止まらない場合、
限られた時間の中で
どう対応しているか、
についてお話しますね。
結論から言うと、
私は
分けて考えます。
家族とクライアントさんは
ちがう、と。
家族にコーチング的な
かかわりで接する場合と
ビジネスとして
プロコーチとして お金をいただいて
クライアントさんに
セッションを行う場合では
良い意味で
明らかに違います。
今回、Aさんが
ご家族に対して
相手の想いを
受け止められるだけ受け止めてあげた、
止めずに好きなだけ話してもらった、
というのは、
それはそれで
良かったと感じます。
Aさんが
それを受け止められるだけの
時間、エネルギー、
精神的な余裕がある場合は、
ここは 話を聞くべきだと
思うのなら
お互い納得いくまで
話をする、話を聞くということは、
家族や大切な人を理解し、
絆を深めることにつながるからです。
ただそれさえも、
どこかで線引きをしないと、
たとえば
毎日毎日
寝ないで24時間
配偶者、子供、親からの話、
ネガティブトークを
延々と聞くみたいなことは
おそらくあなたも
耐えられませんよね。
だから
家族であっても
「境界線」をもつことは
大事です。
ただ、今回
Aさんから質問をいただいて
改めて自分自身
強く感じたことがあったんです。
それは
明らかに
プロコーチとしての心構えにおいては、
私の場合は、
家族とクライアントさんは
いい意味で
違うな、ということです。
家族だからこそ
難しい
関係性が近くなればなるほど
難しい
ともいえます。
なぜなら家族は、
利害関係が直結しているし、
馴れ合いに陥りやすかったり
距離感がうまくつかめないことが多く
感情が入りやすいからです。
同じような話を
教職など学校の先生からも
聞いた覚えがあります。
また
我が家は、実は
課題発見、問題解決など
コーチング的な要素、
関わり合いが必要なものが
日常にあふれています。
夫:鬱、自閉症スペクトラム障害(アスペルガー)
娘:自閉症スペクトラム障害(アスペルガー)不登校
息子:自閉症(カナータイプ)+軽度知的障害、不登校
などがあるからです。
ですから、私自身も、
「コーチングをやっていて本当によかった……」
と感じることは日常にたくさんあります。
そのように
コーチとしての在り方は、
私自身の生きる姿勢でもあるので、
「コーチング的な関わり」は
夫、娘、息子に対しても常にしますが、
しかし本当に大事な局面や
サポートなどが必要な場合は
医師、支援専門家、心理カウンセラーなど
プロにまかせます。
たとえ私が
プロコーチであったとしても
私は「家族」なので
距離が近すぎるからです。
それと似たような感じで
セルフ・コーチングについても
私は同じ考え方です。
限界がある。
自分で
自分のことはわかっていそうで
客観視することが難しく
わからない部分が多々あるからです。
そういう意味では、
自分にメンターコーチを
つける重要性は、
実はプロコーチが 一番良く
知っているかもしれません。
ですから、
いろんな考え方はあるかと思いますが、
私の場合には、
まず第一に
コーチングをする上では
「家族とクライアントさんは違う」
と、これまでの
実体験、経験で肝に銘じています。
自分の限界を認めた上で、
その上で
いま自分ができること
「コーチとしての在り方」に
基づいて
家族に対しても
最善だと感じることを
行うようにしています。
では、
その次
「これがもしクライアントさんだったら?
次の予定が入っていたら?と思うと、
限られた時間の中で
どうしたら良いのだろう?と思いました」
「みつこさんの場合は
時間管理については
どんなことを意識していますか?」
という質問には
長くなりましたので
また明日
続きを書きますね。
以上、
今日は
家族や関係性が近い人に
コーチングする場合の注意点とは?
私の場合は
についてお話しました。
あなたのことを
いつも心から応援しています☆彡
天職実現マスターマインドコーチ
鈴木みつこ
カテゴリ: マインドセット , (4)自分マネジメント&行動習慣∞メソッド , ビジネス天職実現 , 時間管理