あなたは 「こんなふうに考えちゃいけない」 「でもネガティブ思考が止まらない」 なんてことはないですか? 今日は ネガティブ思考が止まらないときには どうしたらいいか? というテーマでお話します。
◆自分をあやす術を知る
もし、あなたが 天職を実現したい と思うのなら ネガティブ思考が出てきたとき どう自分をあやすかを 知っておく必要があります。 なぜならば、 ずっと強気で 元気な人もいないし、 精神の状態も 年代やホルモンバランスなどでも 人は大いに変わる得るからです。 10代、20代、30代前半の頃と違って 気力がなくなった、、、 頑張ろうと思うんだけど もうあの頃の様にはできない と感じるアラフォー、アラフィフ世代の方も いらっしゃるのではないでしょうか? そう。 別に10代、20代、30代前半と 同じ生き方をしなくてもいいんです。 変わっていいし ライフステージが変わるごとに 自分自身も思考感情習慣も どんどん最適化していったらいいんです。 大事なのは そのときどきに 自分としっかり向き合い 自分をあやす術を知っていること 揺れてもブレそうになってもいいから できるだけ早く 自分の軸に戻ってくるために 自分マニュアルのようなものを もっているか否かだと感じます。
◆「ネガティブ思考をやめたいんです」
クライアントさんから 「ネガティブ思考をやめたい」 というご相談がよくあります。 自分の使命を思い出して 本当にやりたいことをやりたい 誰かの役にたちたい 最高の自分を 自由にのびのびと生きたい! と思っているのに、、、 心配性で 不安になりやすい ついつい ネガティブなことを 考えてしまう 飽きっぽくて 集中できない ダメダメなわたし、、、 すぐに 自分を責めたり ネガティブな思考に 陥ってしまう。。。 思考や感情に飲み込まれてしまうと 肝心なことができなくなるので ツライですよね。 そもそも こうした お悩みを抱える方は 根はすごく真面目で優しい方、 思考過多で緊張しやすい方が多いです。 ただ起きる物事は同じでも それをどのように 解釈するか視点をもつかで 人生は 辛く苦しいものとなるか あるいはチャレンジに満ちた やりがいのあるものになるか いかようにも変わりますよね。 よく スピリチュアル系の本や 自己啓発本、 成功本などを読んで アファメーションを一生懸命 真面目に唱えているんですけど ネガティブな思考が止まらない という声も聞きます。 あなたも ふだん、きっと できるだけ 前向きで、いい言葉を 使おうとしているのではないでしょうか。 でも人間ですから 日常生活の中では イラっとすることだって ふつうに起きるでしょう。 そのとき、 「こういうふうに感じてはいけない」 と自分で自分を責めるのは逆効果です。 余計に、そうした 思考や感情に飲み込まれる結果になるでしょう。 思考も感情も流れていきます。 ずっと、そこにはとどまりません。 思考や感情には そもそも、いいも悪いもないんです。 ただ、 「ああ、今、私は、こう感じているんだな」 とウソ偽りのない 自分の気持ちをまず 認めることが大事です。 いいも悪いもなく ただ そこにある さらに、 書き出す 人に話す コーチ、カウンセラーのような プロの第三者に定期的に話す フィードバックをもらう というのは 自分の狭い視点から抜け出す 大きな一歩となります。 自分の使命を見つけて 天職を実現するためには 物事を中立に受け止める 視点の持ち方を学ぶ必要があります。
◆自分を変えるために必要なことは「外側」の環境を変えること
もちろん あなたのモノの見方や 思考習慣は 子どもの頃から 大人になるまで 長いこと培われてきたものなので 努力したからと言って 一晩で変わるわけではありません。 ある程度の 時間が必要です。 そして 安心してください。 あなたの「本質」 あなたがあなたであること 自体は 変える必要はないのです。 ネガティブな思考を やめたいと思うのなら 自分自身を 「内側」から 変えようとするよりも まず自分の身を置く環境、 「外側」を変えたほうが よっぽど近道です。 なぜなら 究極的には 人は、ひとりでは 変わり得ないからです。 誰かに 何かに出会って 自分とはちがう 何か別もの 他者に触れるからこそ、 そこで 内側に気づきや学びが 起きる、と感じるのです。 とくに今のコロナ禍では これまでの当たり前が 当たり前ではなくなったなんて 日常茶飯事ですよね。 「こうでなくてはいけない」という しがらみや凝り固まった価値観から抜け出して これまでとは違った価値観や 多様性が認めら受け容れられ始めている。 だから 今この瞬間 あなたがネガティブだと 思うものの中にも そういった いままでの価値観をひっくり返せば 大いにポジティブに転じ得るものもありえる。 ずっとネガティブにドはまりして 自分のカラに閉じこもらないこと。 ネガティブになってもいいから 辛いときは休んでもいいから 元気になったら また外に出てきて ああこんな世界もあるんだなと 広い世界を楽しむ、 決して自分は一人ではない、 自分には価値があるのだと 思い出すことがとっても大切です。
◆もともと強くないからこそ
私自身も、 10代の頃から、 摂食障害や鬱の問題など 乗り越えてきているので もともとメンタルが強い人間だった わけじゃありません。 感受性が強すぎて 共感能力が高すぎて 繊細すぎて 揺れやすいからこそ、 自分の思考や感情に振り回されないように 自分をあやす術を見つけてきた ともいえるかもしれません。 そして ネガティブ思考や トラウマ、ビリーフを乗り越えるために 決して ひとりでがんばり 自己変容を 起こしてきた わけではありません。 十代のころから カチンコチンで完璧主義で 自己肯定感が異常に低く 自分に厳しすぎて クヨクヨ考えすぎて 行動できなかった私が 変わり始めた いちばんのきっかけは やはり人との出会いでした。 自分が変わる環境に 思い切って飛び込んだこと、 そして 傍観者、依存者、お客さんモードではなく 自分の人生にリーダーシップを発揮するために 主体的に生きるようになったからです。 素直に スピード感をもって 圧倒的な量の行動を こなしたことが 大きなきっかけでした。 私は今でこそ、 習慣化コーチをしたり 時間管理なども大好きですが もともとは とっちらかるタイプで 飽きっぽいところもあり 人見知り、心配性、 共感能力が高いあまりに 自分が擦り切れるタイプで クヨクヨ考えすぎたり イライラモンモンとしたり すぐ行動が止まってしまうタイプでした。 そんな私は むかしのメンターに言われた 「ひらめいたら、即行動!」を と 毎分毎秒 自分に言い聞かせなくては 動けなかったのです。 そのくらい、いつもグルグル考えていました。 当時の日々を 今でもよく覚えています。 でも、 今 私は ひとりでグルグル 堂々巡りをすることはもうやめて 根性で自分を 変えようとするのではなく 自分の「個」を大切にしながらも 人と共に生きることを 選ぶようになりました。 人とのかかわりあいの中で 自分が自然に変わるプロセスに 身をゆだねて いきました。 静止して ひとりで考え込んで 「誰の手も借りない」と 頑張る必要はないんです。 自分の内側を無理やり 精神力で変える必要はありません。 人と人の間で ともに生きる 切磋琢磨しながら 行動しながら 自分の思考習慣を変えていく 自己変容を起こしていく 自分の使命を見つけて 天職として ビジネスとして実現していく あなたにも それができる可能性が眠っています。 自分を変えるとは 自分の「本質」を無理やり変える という意味ではありません。 自分を縛り続けているものを お金のブロックや 自己肯定感の壁、 思い込み そうしたものを まずは ゆるめる ということが 前進するための 大きな一歩なんですよね。 「これは、言っちゃだめだろう」 「どうせ自分なんて、、、」 「きっとまたダメだ。。。」 ネガティブ思考に飲み込まれやすい方は まずは 自分を責めるのをやめてみませんか? 自分自身の 性格や根性が ひん曲がっている 悪いのではなく あなたのいい部分を 引き出せていないだけ だとしたら? 外側の環境や 仕組み、やり方を 変える 今まで 「こうでなくてはいけない!」 と思っていたものを 緩めてあげれば よいのですよね。 「こうでなくてはいけない」 の代表的なものに いつも24時間365日 頑張り続けなくてはいけない、 ポジティブな自分でなくてはいけない、 ワクワクるんるん進む 元気な自分でいなくてはいけない というものがあるかなと感じます。 でもそれは思い込み メンタルブロックです。 ビジネスとして天職実現するためには そう見せることも ときには必要ですが、 それは ビジネスとして 自分をどう見せるか という問題であったりします。 本当に辛い時 体調がよくないとき 気力が落ちているときは 勇気をもって 休むことも大切です。 そして ネガティブ思考 おおいにけっこう でも最後は ポジティブでまとめる 中庸にもどってくる クセをつけられるといいですね。 以上、今日は ネガティブ思考が出てきたとき 自分をあやす術を知る というテーマでお話しました。 自分の中に 絶妙なゆるさをもつ ぜひ 意識してみてください。 いつも心から あなたを 応援しています! 天職実現マスターマインドコーチ みつこ / Mitsuko Suzuki
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