「言いたいことが言葉にまとまらない」抽象的思考力をつける

ban1 天職実現マスターマインドコーチ育成講座

天職実現の専門家、
みつこ / Mitsuko Suzuki です。

自分軸がブレやすく
天職実現できない人には

7大パターンがある、
というテーマでお話しています。

 

今日は、

4つ目のパターン

「抽象的思考力が足りない」

をシェアします。

 

 

■抽象的思考力が足りない

 

自分軸がブレやすく
天職実現できない人は

抽象的思考力が足りない
傾向があります。

抽象的思考力とは、

枝葉を 切り捨てて
本質をつかむ力といえます。

「要は なんなのか?」
「一言で 言うと?」

物事を大きなまとまりで、
広い視点から 捉える力です。




■思考力には2つある

 

思考力は、大きく分けると
2つの種類があります。

抽象的思考力
と
具体的思考力です。

具体的思考力については

「具体化するのが苦手」
という場合を
例にあげてみます。

たとえば、
具体的思考をするためには、

4W1Hの
When(いつ)
Where(どこで)
Who(だれが)
What(何を)
How(どのように)といった

質問で
物事をチャンクダウンしていき

より具体化、
明確にしていくとよいです。

たとえば、早起きする
という行動習慣を1つとっても

いつから始めるのか、
何時に起きるのか?
誰かに起こしてもらうのか、

自分で起きるのか、
目覚ましをかけるのか、
睡眠アプリを使うのか?

二度寝しないために
どんな工夫をするのか

睡眠時間を最低
何時間確保したいか

早く寝るために
前の晩は、何時に寝るのか?

誰かに報告するのか?
起きたら、何をするのか?

といった感じで

単に「早起きします!」

じゃ、そもそも習慣化できないので

どんどん具体化、
明確にしていく力が必要です。

それが具体的思考力です。

 

 

■抽象的思考力は天職実現になぜ必要か?

 

それに対して、
抽象的思考力は、

いったい
どんなものでしょうか?

結論から言うと、

何時に起きるとか
どうやって起きるとか

そういったノウハウ、
ハウツー的なものじゃなくて

もっともっと
ぐぐっと本質的なものに
踏み込んだ部分です。

「早起き」する
っていっても

そもそも
なんのために、早起きするのか?

早起きして、どんな自分になりたいのか?

この部分の掘り下げが足りないと

天職実現に必要な行動も
付け焼き刃で
表面的なもので終わってしまうし

長続きしません。

また、そうした行動や
成果を達成できたとしても

「だからなんなの?」
「やっぱり虚しい、、、」

「なんか違う」と

言葉にならない
モヤモヤ違和感を抱える
ことになります。

早起きする
といっても、

おそらくは
その人その人の
置かれている環境、

人生ステージ
働き方

家族の有無
家事はどこまでやるのか等
責任などによっても

考慮すべきことは
ぜんぜん違ってきます。

さらにそのうえで
その時間を使って何をしたいのか。

自分ひとりの時間がほしいのか
資格試験の勉強する時間がほしいのか

ジョギングやウォーキング
運動したいのか

ビジネスの仕組みをつくるために

優先順位は高いけれど
緊急性の低い作業、

自分の人生を変えるために
最重要な 自分作戦タイムを
もちたいのか

早起きひとつとっても

なんのために
早起きするのかは
人さまざまです。

そして
環境もさまざま。

ビジネスでも勉強でも
人間関係でも
お金でも、
健康問題でも

全部に当てはまる万能パターンは

ないんじゃないかと思うのが
私の個人的な意見です。

だからこそ
個別の微調整、

ケースバイケースで柔軟な
個別の対応が
必要になるのです。



■目先の目標だけではなく、つねにそれを超えた視点をもつ

 

「豊かさを手に入れたい」

「社会貢献がしたい」

「たくさんの人を助けたい」

「仲間がほしい」

「理想の未来を手に入れたい」

目先のことではなくて
つねに、そうした 

目標や手段の
向こう側にあるビジョンを見る

要は、自分は どうなりたいのか
どうありたいのか、

という俯瞰する視点をもつ

こうした抽象的思考力がついてくると
本当に大切なことが見えてきます。

逆に、こうした抽象的思考力がないと
目先のことに右往左往することになります。

大切なことは

具体的思考と
抽象的思考を行ったり来たりしながら
物事をバランスよく考えることです。

ビジネスとして天職実現するためには
どっちか片方だけでは
だめなんです。

 

 

 

■抽象的思考力を身につけるには?

 

では、天職実現するために、
抽象的思考力をつけるには、どうしたらいいか。

・「要は何なのか?」「一言で言うと?」
 と常に自問自答する

・何か質問されたときにも
 30秒以内で 答えられるように
 あらかじめ、言語化しておく

・何か学んだり気づいたら
 ポイントを3つ以内でまとめてみる。

まとめるクセをつける

拡散したものを
収束する

そんな方法も
抽象的思考力を磨くのに良いでしょう。

わたしたちは、
物事を考えるときに

本当に大事なものでない
「枝葉」の方に
ついつい目がいってしまいます。

ネットで検索すれば
大方のことは情報が
でてくるようになりましたが

情報をたくさん
持っていればいるほど
枝葉に視点が行きがちです。

重要なことと
重要でないことが
ごちゃごちゃになって、

「結局何を言いたいのか?」が
わからなくなってしまう
ことがよくあります。

ですから、
もともと物事を深く洞察したり
思考する力がある方は なおさら

「要は何なのか?」
「一言で言うと?」と

常に自分に問いかける
習慣をもってください。

何か質問されたときにも
30秒以内で 答えられるように
あらかじめ、言語化しておく

あるいは

3つに絞る

○○字以内で
書き出してまとめる

話すとき
書くときは
数字を活用する意識を持つ

のもいいですよね。

何か学んだり気づいたら
ポイントを3つ以内でまとめてみる。

枝葉に振り回されず

一つ上の、大きな視点から
捉えることで、

物事の本質や、
あなたにとって
本当に大切なことが見えてきます。

「なぜ、それをするのか」

物事の本当の目的や
意味が明確になると

確固としたモチベーションにも
なります。

もしあなたが
「本気で」天職実現をしたいのなら

こうした抽象的思考力を
身につけることを
ぜひ意識してください。

自分の根本的な課題は何なのか?

本質的な問題は何なのか?

目先ではなく、
いま自分が目の前にしている事象は

自分の人生にとって
どんな意味があるのか?

一段上から俯瞰してみる

ぜひやってみてください。

以上、今日は、

 自分軸がブレやすく
 天職実現できない人は
 抽象的思考力が足りない傾向がある。

 抽象的思考力とは、
 枝葉を切り捨てて 本質をつかむ力

について お話しました。

応援しています!


天職実現マスターマインドコーチ
みつこ / Mitsuko Suzuki

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