今日は
クライアントさんとの
セッションを時間内で終わらせる
時間管理のコツについて
お話します。
クライアントのAさんから
こんな質問をいただきました。
家族にコーチングする、
あるいは
コーチング的な関わり合いを
もつ場合には、
自分の時間やエネルギーが許せば、
延々と話を聞くことも
できるかもしれないけれど、
ビジネスとして
クライアントさんにコーチングなど
セッションをする場合、
それでは
次の予定が入っている
場合には困る、、、
うまく時間内で終わらせ
時間管理できるようになるには
どうしたらいいのか、
みつこさんの場合は
どんなことを
心がけていますか？
という質問でした。
ですので、
昨日の続き、
私の場合だったらを
お答えします。
＊＊＊＊
私もコーチとして
起業したばかりの頃には
セッションの
時間がいくらあっても足りない、
と感じたり、
クライアントさんが
止まることなく話し始めると
一体この話は
どこに向かっているのだろうかと
わからなくなったり、
とまどってしまうことが
よくありました。
ですが、
今日お話するようなことを
強く意識したり、
回数をこなす中で
自分なりの
コーチングのやりかたや
全体像を俯瞰しながら、
時間を管理していく方法が
見えてきました。
それをシェアしますね。
＊＊＊＊＊＊
まず
コーチングでも
カウンセリングでも
傾聴が大事
と言いますよね。
私の場合も、
相手のお話をじっくり聞く
今の状況を理解する
ということが大事だと思うので、
まずは
熱心に耳を傾けます。
ただし、
それは
なんでもかんでも
止まることなく
全部相手の話しを聞けばいい
ということとは
違います。
そうだと、
コーチングのセッション自体が
迷走し始めるからです。
コーチングとは
自分の課題を明確にし、
なりたい自分に向かって
行動し続けていくための
ツールなので、
じゃあどうするのか
という行動、
話の落とし所に
しっかり導くことが重要です。
ですから、
私の場合、
「方向性をもって」
話を聞く
拡散しっぱなしにならない、
必ず収束する
「焦点を絞る」
ということを
強く意識しています。
コーチには
ナビゲーター的な要素、役割もあるので
脱線しそうになったら
軌道に「戻す」
という意識が必要です。
そのためにも
できることが
たとえば３つ
あります。
一つは、
事前準備です。
二つ目は、
リーダーシップを発揮することに怖気づかない
三つ目は、
日頃から時間、数字を強く意識する
です。
（１）事前準備
まず１つは
事前準備ですよね。
私の場合は、
コーチングを行う前には
必ず準備シート、
ヒアリングシートを
クライアントさんに送ります。
コーチング・セッションに向けて
クライアントさん自身が、
心の準備をしておくことで
効率よく時間を使うと同時に
最大限の成果を上げることが
可能となるからです。
今、悩んでいること
困っていること、
あるいは
どうしたいのか
どうなったら嬉しいのか、
など
事前に
クライアントさんの中で
頭を一度整理してもらい
書き出してもらう。
私、思うのですが、
コーチングでも
○○セラピーでも
「受ける」と
決めたときから
すべてはスタートしています。
ですから、
当日になって、
全部
その場でやろうとしないで
準備できることは
徹底的に
準備しておく。
土壇場でやってみて
時間内に終わらない～～
ではなく
方向性を定めておく、
などして
おおよその流れを
コーチ自身も感じておくのは
大事なことだと感じます。
もちろん
実際のセッションの中では
シンクロ現象、
様々な相乗効果で
ジョハリの窓と呼ばれる
コーチもクライアントさんも
知らなかった
潜在意識下の奥深くに隠れていたような
未知の扉が開くことも多々あります。
それこそが
コーチングの醍醐味でもあるのですが、
でもそんなときばかりでもありません。
それとも関連しますが、
私の場合は、
その場で、まったく
面識ない人に
さらっとコーチングをする
ということは基本的にやりません。
コーチングを行う大前提として
信頼関係の構築や
事前準備などが
非常に重要だと思うので、
いきなりやる
ということはしません。
さらにふだんから
気づいたことでも
ひらめいたことでも
クライアントさんのためになる
役立つと感じたことは
日頃からとにかくメモする
コーチングカルテに書き込む
ようにしています。
またセッション当日も、
30分から1時間、
必ず事前準備をして
今日は
こういう方向性、
流れでやる
ということを
書き出します。
全くそのとおりに
なるわけではありませんが、
真剣に、全力で
つねにクライアントさんに向き合う、
事前準備をきちんとしておくことは
自分自身のコーチとしての在り方につながり
気持ちの上でも
「なにがあっても大丈夫」
というお守りにもなります。
（２）リーダーシップを発揮することに怖気づかない
さらに
意識上で重要なことは、
何よりも
自分の人生の中でも
クライアントさんとのセッションの中でも
あなたが
リーダーシップを発揮することに
怖気づかない、ということです。
ただ状況に流されるままでは
クライアントさんを
応援伴走しながら
理想の未来には全力で連れていく
ことはできません。
自分が向かいたい
ところに
バシッと焦点を定める、
ブレそうになっても
つねに軌道に戻す力が必要です。
（３）日頃から時間、数字を強く意識する
他にも大事なことは
時間や数字というものを
日頃から強く意識する
ということでしょう。
私も ノートパソコンの右下に出る
日付時間の部分はいつも目にして
チェックしています。
時計も机の上に置いてあります。
コーチングの型は意識しますが、
しかし
そこに縛られすぎない、
自然で
自発的な流れを大切にする
感覚を
つかんでいくことも重要です。
コーチは
傾聴することは大事ですが
方向性を絞ることも重要。
ボランティアとしてやるのと
ビジネスとしてやるのは違います。
ただの愚痴の聞き役、
相談役にならない。
その他には
コーチングの型などを
自分にわかる方法で書き出したり
まとめた自分ノートを
お守り代わりに
つねに机の上に開いておく
ということも
いいですよね。
クライアントさんが
話し出して止まらない、
拡散しっぱなし、
脱線し過ぎになりそうでも
そうした
全体像をチラ見して
俯瞰して
流れに戻すことができます。
時間や数字などを
ふだんから
意識するクセをつける
に関しては、
私自身が
メンターコーチから
コーチングを受ける時、
あるいは
家族のことで
カウンセラー、セラピスト、
医師にかかるときも
同じです。
たとえば
受ける前に
自分の話したい内容を
まとめる、書き出す。
自分に与えられた
時間を意識する。
そして
数字を意識して、
「今日話したいことは
３つです」
というふうに
数を絞る、
わかりやすく
伝える、
時間内で終わる努力を
しています。
なぜなら
相手にとっても
時は金なり、
時間はとても重要だから。
もちろん
それだけでは終わらないようなこと、
発達障害のある
家族のことなどで
深刻に悩んだときには
長めに時間をとってもらい
徹底的に話を聞いてもらう、
話しながら
自分の気持ちや思考を整理し
消化・昇華させてもらう
ということもたくさんあります。
しかし、
自分の日頃から
強く意識することは、
自分が
自分が受ける立場でも
自分が提供する立場でも、
本質的には同じなので
役に立ちます。
そうした
小さな意識の
積み重ねをすることで
時間管理や
全体を俯瞰しながら、
進むクセ、
自分のコーチングやセッションの
やりかたが
見えてきます。
何よりも
習うより慣れろ、
練習ではなく
実践の中で 体得する。
それによって
あなたも必ず
できるようになってきますので
安心してください。
今日は
クライアントさんとの
セッションを時間内で終わらせる
時間管理のコツについて
お話しました。
一つは、事前準備。
二つ目は、
リーダーシップを発揮することに怖気づかない
三つ目は、
日頃から時間、数字を
強く意識する
でした。
ぜひ
意識してみてくださいね。
あなたのことを
いつも心から応援しています☆彡
天職実現マスターマインドコーチ
鈴木みつこ
カテゴリ: マインドセット , (2)モーニング・リチュアルの習慣化 , (4)自分マネジメント&行動習慣∞メソッド , ビジネス天職実現 , 時間管理
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