今日は
使命の見つけ方
あなたは「生きている」のではなく
「生かされている」のだとしたら？
というテーマでお話します。
先日、
「我が家の緊急事態宣言」という
タイトルで、
メルマガ、ブログを書きました。
新年明けて、早々に
私の夫が、
とつじょ、
急性心筋梗塞になり、
集中治療室に
１週間ほど
入院しておりました。
一時は、
心臓カテーテルの
検査治療、
処置手術中に
心臓が止まってしまったり、
人工心肺装置をつけて
ICUで
身体中、管だらけで、
看護師さんから
「どうか驚かないでください」と
前もって
言われたくらいです。
「三途の川の入り口まで行った」
「あとは本人の生命力しだい」
と医師が
話してくれるぐらい
かなり
危ない状態でしたが、
おかげさまで
その後、徐々に
安定してきて
昨日から
一般病棟に
移ることができました。
心臓のリハビリを病院で
しばらくしてから
退院ということになるでしょうが、
自宅療養、
夫は休職なども視野に入れて
おそらく長期戦になりそうです。
しかし、
無理やりポジティブ
ということではなくて
本当に有り難いことだなあと
起きること、すべてに感謝、
守られていることを
強く感じるのです。
今回のことで
改めて強く感じたことがありました。
人は
自分で生きている、
自分の命は、自分のものだ、
だから、どう扱おうと
ワタシの勝手。。。
みたいに
思っているフシがあるけれど、
実際には
そうではない、と。
私が、生きている！
じゃなくて
もし
私は、生かされている
だとしたら？
私の夫は
プログラマSEとして
仕事をしていましたが、
もともとの生真面目な性格、
過労、アスペ傾向、鬱があり、
ここしばらく
メンタルクリニックにも通っていました。
ちょっとヘビーな話題ですが、
死にたい願望もかなり強かったのです。
私がコーチという仕事をしていたこともあって
有り難いことに、
過去、何度も、
ギリギリまで行ったものの、
その都度、深く話し合ったり
夫の視点、焦点を変えたり、
問題解決に結びつけようと
生きた家庭内？コーチングを実践し、
水面下で何度も修羅場を通り抜けてきました。
よく彼が言っていたのは、
自分の命は、自分のものなのだから
最終的には、どうするかは
決める権利は、自分にある
というもの。
私は、２０年ほど前に アメリカで
前の夫を若くして
ガンで亡くしています。
そのときも、
彼がアメリカ人だったこともあり、
宗教的なバックグラウンドや
彼の強い信念もあり、
最後まで生きたいという
望みは
全く捨てませんでしたが
通常の医学的な
ガン治療は一切受けずに、
最後はホスピスのようなところで
亡くなりました。
余命半年と言われたのを
１年１ヶ月も生きて、
彼は彼なりの
自分の寿命、
生を全うしたと私は感じました。
当時、
私や周囲はもちろん
病院で検査を受けることを強くすすめたり、
代替療法も含めて
ありとあらゆる手段を尽くしたわけですが、
最終的には
彼の意思を尊重しました。
それはもちろん
壮絶な闘病生活でしたが、
家族であっても
配偶者であっても、
人の意思を変えることはできない、
みな自由意志がある
人を変えることはできない、
変えられるのは、自分だけ
だと、身を持って学びました。
そして、そういう形で
前夫を見送ったことに
後悔は一切ありません。
ですから
私の基本的なスタンスは
むかしから
相手の自由意思を尊重する
なのです。
でも、今回の
夫の場合には、
鬱がひどいときの発言には
何か違うな、という思いがありました。
「死にたい」
「なんで死んじゃいけないの？」
自分の命だから
自分でどうしようと勝手、
本当にそうなのでしょうか？
私は
今回のことを
通して 強く感じました。
生きたい、と
どれだけ強く願っても
その人の寿命で
生きられない人もいる。
その反面、
「自分なんて生きてる意味
あるんだろうか？」
と思う人でも、
あるいは
私の夫のように
急性心筋梗塞で
ギリギリのところまで行っても
助かる人もいる。
今回も、
夫を救うために
本当に多くの医師の方たちが
ご尽力くださいました。
もう、ダメかもしれない
と覚悟を私も
決めたときもあったのですが、
そういう中でも
夫は三途の川の入口まで行っても
また戻ってきた。
それは、
単に、自分が生きている、
自分の命は自分のもの、
自由意思が大事、という部分を超えて
生かされている
のではないかと。
私達が
今、生きているということは、
まだやるべきことがある
使命がある
お役目がある
ということだと
私は強く思うのです。
自分で「生きている」
のではなく
私達はみなもし
「生かされている」のだとしたら？
私はこの人生で今
何をすることを求められているか？
夢はつくるもの、
使命は 気づくもの
自分がやりたいことだけを
やるのではなくて
「私はこの人生で、
今何をすることを求められているか？」
そう視点を変えることで、
ブレない自分軸も
できてきます。
自分が生まれる前に決めてきた
使命を想い出す
気づきのヒントにもなります。
そして
夢を志に変えて、
ビジョンを実現することができます。
ヴィクトール・フランクルが、
「どんなときにも、
人生には意味がある
ひとりひとりの
人間のたましいには、
見えないミッション（使命）が
刻印されている」
と語っています。
そして
人生をよりよく生きるための
究極の３つの質問を
書き記しています。
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フランクル究極の３つの問い
１．私は、この人生で、今、
何をすることを 求められているか？
２．私のことを本当に必要としている人は誰か？
そして、その人はどこにいるか？
３．その誰かや何かのために、
私にできることには何があるのか？
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この「３つの問い」を
絶えず念頭に置き、毎日を生きることで
なすべきこと、使命発見の手掛かりとなる。
私たち人間は
「自分のしたいこと」ではなく、
「人生が自分に求めてきているもの」を発見し、
今を生きることが 重要なのだ
ヴィクトール・フランクル
もしあなたが
自分の使命を想い出したい
最高の自分を生きたい、
天職を実現したいと思うのなら
自分に問いかけてください。
紙に書き出してみてください。
私は生きているのではなく
もし「生かされている」のだとしたら？
今ここから
あなたは
どんなことができますか？
以上、今日は
使命の見つけ方
あなたは「生きている」のではなく
生かされている」のだとしたら？
というテーマでお話しました。
あなたのことを
いつも心から応援しています☆彡
天職実現マスターマインドコーチ
鈴木みつこ
カテゴリ: マインドセット , (2)モーニング・リチュアルの習慣化 , (4)自分マネジメント&行動習慣∞メソッド , ビジネス天職実現
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